Informationインフォメーション Journalジャーナル TETSUMONO~鉄学~ We are one~一流~ DIALOGUE~多様性~ Customizeカスタマイズ #INFORMATION #PRODUCTION 『ロケットストーブとは?』 | 特注品も可能2022.04.21 『ロケットストーブとは?』 ロケットストーブとは、少量の燃料で高い火力を生み出すことができる燃焼効率の高いストーブです。化石燃料がなくても、まつぼっくりや枝などの身近な材料を使って高火力が得られることから、キャンプでの使用はもちろん、非常時の備えとしても役立ちます。 初めての人にはハードルが高いように感じるかもしれませんが、構造自体はシンプルで、しっかりした商品を選べば誰でも手軽にロケットストーブを活用できます。アウトドアでの楽しみ方の選択肢を広げてくれるおすすめアイテムです。 薪ストーブが長時間、穏やかな火がゆらゆらと燃え続ける構造であるのに対し、ロケットストーブはその名の通り、勢いよく激しい火が燃える構造のストーブです。 ロケットストーブは、煙突状の排気管(ヒートライザー)と、燃焼管(バーントンネル)で構成され、薪をくべて使用します。ヒートライザーをしっかり断熱することで、煙突内の温度が高温に保たれ、強力な上昇気流が発生します。これをドラフト効果といい、ロケットストーブは、このドラフト効果を活用したストーブです。 すぐに着火できるのも特徴。着火後、しばらくして煙突内の温度が十分に高くなると、薪から出た未燃焼ガスを最燃焼させる二次燃焼が起き、高い燃焼効率につながります。 燃料の使用量を抑えて高温調理できる ロケットストーブは、少ない燃料で強力な火力が得られます。そのため、例えば薪ストーブと比べると、火力が高いロケットストーブの方がやかんでのお湯沸かしが短時間でできます。その強力な火力は高温調理に向いており、七輪がわりにバーベキューにも、ダッチオーブンで煮込み料理をするときにも役立ちます。 排気がクリーンでエコ ロケットストーブは薪や炭のほかに割り箸や枝、竹、紙類など現地調達した燃料が使えるのも魅力。ただし、燃料を詰めすぎると吸気口から取り入れる空気が減少してしまい、燃焼効率が悪くなってしまうため、事前に薪を細く割っておく必要があります。火の粉が少なく、燃焼ガスなどは二次燃焼されるので、排気はとてもクリーンです。 排気から煙やススがほとんど出ないのも特徴。使用後には残った灰を捨てるだけなど、アフターケアも簡単です。 災害時にも役立つ 身近な燃料で効率よく高火力が得られるロケットストーブは、地震や台風などの災害時、電気やガスの供給が止まってしまった際にも役立ちます。ただし、煙突部分などは非常に高温になるので、安全のため室内では使わず、庭などの屋外で使用しましょう。 構造がシンプルで長く使える シンプルな構造なので、耐久性が高く、一台あれば長く使えます。キャンプで毎回使わなくても、一家に一台用意しておくと、いざというときに重宝するはず。ただし、ロケットストーブを自作した場合、材質によっては高温ですぐに傷んでしまう場合があります。 『ロケットストーブを選ぶポイント』 サイズ 大きなものほど燃焼効率が高く高火力なため、ダッチオーブン料理など一度にたくさんの量の高温調理をしたいときには大型を選ぶのがおすすめ。ソロキャンプなど少人数で使うなら小型のもので十分ですし、折りたたみ式のものならコンパクトになるため、持ち運びがラク。スタイルや用途に合うサイズを選びましょう。 使いやすい形状 外観の違いでいうと、外からは煙突が見えないものと、煙突が出ているものがあります。煙突効果は煙突の高さが高いほど有利になります。煙突構造が外に出ているタイプでは、煙突の長さが期待できるだけでなく、2口、3口と同時に加熱調理できるものもあります。 ただし、煙突が高すぎても、その上に鍋を置いたときに使いにくい場合があるので要注意。煙突が高すぎず、煙突と五徳の造りがしっかりしていて、安定感のあるものを選びましょう。高価なものでは、ロケットストーブに鍋やフライパンを置いて加熱調理ができるホットテーブルがセットになったタイプもあります。 煙突を本体部分に内蔵したものは、コンパクトで安定感◎。安全性が高く、子ども連れのキャンプにも適しています。 断熱性と安全性 ロケットストーブはその構造上、煙突のまわりがとても高温になります。うっかり触って火傷してしまうことのないよう十分注意しましょう。安全性を重視するなら、煙突が断熱材で覆われたものや本体部分に内蔵されたものがおすすめ。断熱性の高いものは暖房としての効果は低くなりますが、安全性を重視して調理器具としての使いやすさに重点を置くのもひとつの考え方。熱い上に重量もあるので、ハンドル付きなど扱いやすさも大切なポイントです。 重さ 断熱がしっかりしたタイプにはかなり重いものもあるので、取り扱いには注意が必要です。シンプルな煙突構造のものでもステンレス製ならそれほどでもないですが、鋳鉄製で重厚感のあるものなど、素材と大きさによっては重くなります。移動手段や腕力に見合った重さかどうか確認しましょう。 火力調節 ロケットストーブは強い火力が特徴ですが、火力調節ができないのが難点だといわれがちです。しかし、内部の空気量を調節することにより、火力調整できるものもあります。弱火の調理もしたい場合は、火力調節が可能なものを選びましょう。 『Fe:FRAMEのロケットストーブ』 Fe:FRAMEのロケットストーブは、なんといっても北国仕様!! ロケットストーブとして命である高火力を実現しております。 サイズも小さすぎず大きすぎない使いやすい形状になっています。 また札幌軟石を使用した断熱性の向上により、火力安定性も抜群。 鉄製で重みもしっかりあり、ストーブの固定台もしっかり用意しております。 頑丈で安心安全の北国生まれの最強ロケットストーブです。 Fe:ロケットストーブを是非ご覧ください! 一覧へ戻る