『ランタンスタンドとは?』

『ランタンスタンドとは?』

ランタンスタンドとは、キャンプサイトを照らすランタンを設置するためのスタンドです。ランタンポールとも呼ばれ、うまく活用することでキャンプの快適さがぐっと上がります。折りたたんでコンパクトになるものがほとんどで、ひとつ持っておくとキャンプだけでなく、バーベキューをするときにも重宝します。

まず一番基本的なのは、キャンプサイト全体の照明としての使い方です。ランタンはテーブルや棚の上に置いて使用することもできますが、目線と同じ高さにあると光が直接目に入って眩しかったり、影が大きくなって思うようにサイト内が明るくならなかったりします。しかしランタンスタンドを使って高い位置から照らすことで、サイト内全体を安全に明るくできるのです。

また、ランタンスタンドをテントからある程度離して設置することで、虫よけとしても使えます。タープポールなどにランタンハンガーを使ってランタンをかけている人もいますが、そうすると明るさに引き寄せられて虫が近くに集まってきてしまいます。ランタンスタンドを使って明るめのランタンを離れた位置に設置しておけば、そちらに虫が集中してサイト内では虫に煩わされることなく過ごせます。

『ランタンスタンドを選ぶポイント』

耐久性のある素材

ランタンスタンドの素材は、アルミやステンレス、スチール製のものが多いです。キャンパーの中には、木製のランタンスタンドを自作する人もいます。サビに強くお手入れしやすいステンレス、サビにくく軽量なアルミなど、素材の耐久性や強度、手入れのしやすさなど、自分が重視するポイントに合ったものを選びましょう。

使用目的に合ったサイズ

サイズは、最大高230cm、最低高100cm程度のものを選ぶとあらゆる使い方に対応できます。ソロキャンプやツーリングには、組立サイズ120cm程度の小型のものもおすすめです。スライド式や無段階でポールの長さが変えられるねじ式のものは高さ調節がしやすいので、調節方法も確認しておきましょう。また、テーブルなどを挟んで設置するコンパクトサイズのランタンスタンド(クランプ式)もあると便利です。

安定感のある重量

持ち運ぶには軽量なほうがありがたいですが、ランタンスタンドは軽すぎると安定しないので、本体の重さも確認が必要です。安全のために2kg程度の重さがあるものを選びましょう。スタンドが軽くて安定しないと感じた場合は、吊るすランタンを軽いものにしたり、高さを低めに調整したりしてバランスを取りましょう。

フックの安全性

ランタンを引っ掛けるフックの形状も要チェックです。先端はランタンを引っ掛けるだけのものが多いですが、中には落下防止の特殊な形状をしたものもあります。ポールとの固定部分も、ねじなどでしっかり固定できるものやクリップで挟むタイプならずれにくくて安心感があります。

収納時のコンパクトさ

ランタンスタンドは折りたたみ式や組立て式のものが多く、基本的に持ち運びやすさを考慮された仕組みになっています。どの程度コンパクトになるか、収納・持ち運びに便利なケースが付いているかなども選ぶ際の基準にしてください。

手持ちのランタンに合うデザイン

耐荷重やフックの形状など、手持ちのランタンを問題なく掛けられるかという点も重要ですが、見た目の相性も考えるとサイトのおしゃれさがアップします。レトロな雰囲気のランタンにアイアンのランタンスタンドを合わせると味のある雰囲気になりますし、白色灯にシルバーカラーのランタンスタンドを合わせるとクールな印象に。ランタンやその他のギアとの相性も、選ぶときのポイントにしてみてください。

『Fe:FRAMEのランタンスタンド』

ランタンスタンドは、手持ちのお気に入りランタンに合わせて選ぶことになるかと思います。そんな時に、欲しいデザインはこれなんだけど・・・サイズが合わない・・・などの悩みにぶち当たることも少なくないと思います。

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